コラム

残暑バテ対策で夏を乗り切ろう!

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夏も終わり、秋になったのに体調がイマイチだという人、残暑バテを疑ってみましょう。

残暑バテとその対策法をお話しします。

 

9月に入ると、夏休みも終わって一段落するのに何だか調子が悪い、そんなことはありませんか?

連日猛暑が続いても夏バテならなかった人が、実はその後に残暑バテになってしまうケースもあります。

 

女性も辛い残暑バテ

暑さでヘトヘトになるのは、実は真夏の時期だけではありません。

夏の暑さの疲れが身体に溜まり、少しずつ“何だか疲れた”というサインを出し始めるのが、8月終わりから9月中旬くらいまでの時期です。

こういった時期には抵抗力が落ちているため、普段は何ともないところで風邪を引いてしまい、長引いてしまうこともあるので注意が必要です。

 

 

そもそも残暑とは?

残暑とは、一般に8月8日の立秋から9月20日の秋分の日までの間の暑さのことを言います。

残暑バテという言葉は余り聞きなれないかも知れませんが、夏が終わる8~9月、場合によっては10月頃に起きる身体の不調です。

夏を過ぎても夏バテのような症状が続くときには積極的な対策が必要です。

また、この時期、言葉では「残暑」と言っても、夏の暑さがちょうど盛り上がって来る時期でもあり、外出の際のアスファルトの照り返しがよりきつく感じられます。

 

残暑バテの時期は?

昼夜で10~15度と一気に気温が下がると体調を崩しやすくなります。

また、夏の暑さが身体にたまって身体がだるくなり始めるのも8月下旬からです。

生活のペースに身体が付いてゆけず、極端に疲れやすくなります。

夏本番の7月や8月中旬までは、夏休みやお盆帰省などで何とか過ごしていますが、

8月下旬からは仕事などで急激に身体を動かすため残暑バテになりやすくなります。

 

夏は、寝苦しさからくる睡眠不足や屋内外の気温差による自律神経の乱れ、生活リズムの乱れ、食欲不振から引き起こされる栄養不足などが重なってしまい、疲れがたまりやすくなっています。

それに加えて、温暖化の影響もあって、最近では残暑が10月まで長引いたりすることもあるので、疲れやだるさなどの不調から中々抜け出せなく、残暑バテが悪化するケースも増えてきました。

残暑がひどいと感じたら10月頃までは残暑バテに罹る可能性がある時期だと認識して注意しましょう。

 

残暑バテ、どんな人がなりやすい?

残暑バテになるのは内蔵機能の低下が一番の原因とされています。

内蔵機能の低下に繋がるのは、暑いがために薄着でいる人やシャワーだけの人、冷たいものを大量に摂取する人、エアコンなどの冷房をよく使用する人、これらの人は残暑バテになりやすいです。

 

暑さで温かいものを摂取する機会が少なくなり、冷たい飲み物や食べ物ばかりを摂取する機会が多くなると内蔵の血の巡りが悪くなり、内蔵機能の低下を促してしまいます。

また、冷房で一気に温度を下げその状態が長く続くことで身体が冷えてしまい、更に屋内外の気温差が大きくなって身体に負担がかかります。

暑さ疲労やストレスも原因になるでしょう。

 

残暑バテの対応方法

夏のお出かけを楽しんだ後は、しっかりと体調を整えてあげることが大切です。

 

睡眠(静養):

いつもよりも少しだけ早く就寝したり、オフィスでの15分間、お昼寝を効果的に取り入れたりして、身体の自然治癒力を高めましょう。

本当に体が疲れている時は、いくら寝てもまだ眠れるというように身体が睡眠を欲していることがあります。

 

栄養:

ビタミンB1を多く含む食べ物を食事に積極的に取り入れましょう。

ビタミンB1は糖質を分解する酵素を助けてエネルギーに変えてくれます。

ビタミンB1が不足すると、疲れやすくなったり、むくんだり、イライラしたりする原因にもなるので、残暑の時期には特に注意して下さい。

※ビタミンB1を多く含む食べ物・・・鰻や豚肉、ニンニク、枝豆、蕎麦、玄米など

 

軽い運動:

睡眠をしっかり摂って栄養を蓄えたら、ストレス解消も兼ねて身体を動かしてみましょう。

音楽に合わせて体を動かしたり、身体に負担のかからない程度に散歩をするのもよいでしょう。

 

まぁ、普通に体に良いことの3大定番ではありますが・・・。

 

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