コラム

あなたの身体の「だるい」「重い」 その原因わかりますか?

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働く女性として輝いて見えても、30代に差し掛かると今までより朝起きられなかったり、何となく体調がだるかったり、実際に身体の動きが鈍い・だるい、動くのが億劫と感じたりすることはよくありますよね。

それが単発で週末や水曜など週の中日にそれを感じたなら納得感がありますが、何となく身体の重さやだるさが続いている場合は、自分自身を見直す必要があります。

 

副交感神経過多の状態や運動不足の日々が続いた場合、逆に頭も脳も肉体も疲弊している場合、続く残業やストレスで過労気味の場合、明らかに風邪の症状の場合、そしていつもの生理痛、そして、冬の寒さ・夏のエアコンなどで血行不良からくる冷えなど・・・。

これらの場合は、ご存知のように正しく対処すれば心配もないでしょう。

 

「私、いつもとちょっと違うな・・・」と思ったら、致命的にならないよう真剣に対処しましょう。

 

糖尿病・肝炎・甲状腺などの病気

糖尿病は、血糖値の上昇が長期間続くことで免疫が弱まり、いろいろな症状を発します。

肝炎は、肝臓の細胞が破壊されている状態で微熱を発することも多々あります。

甲状腺異常は、主には首周りのリンパや喉がはれ、イライラや便秘を引き起こします。

これら肉体的な病気の共通点が、身体のだるさ・重さを感じる点です。

 

ホルモンや自律神経の乱れ

更年期障害などで女性ホルモンのバランスが乱れている場合。

身体の生理機能をコントロールする自律神経が乱れている場合

これらが原因で、身体のだるさや重さを感じることもあります。

 

原因が見当たらない「不定愁訴」

実際に医者の診察や検査をしても、医学的に説明できない身体の症状のことは「Medically Unexplained Symptom(MUS)」 と呼ばれています。

日本語では「不定愁訴(ふていしゅうそ)」。

「不定愁訴」って聞きなれない言葉ですが、症状はあるのに病院では原因が突き止められないものとでもいいましょうか。

本人には「何となく体調が悪い」「身体が重い」などという自覚症状を訴えますが、医学的に原因究明できません。

また、不調の症状が一定しないで1日の中でも目まぐるしく変わったり、数日間ごとに違う症状を発する場合もあるのが、不定愁訴の特徴です。

 

次回は、この最も分かりにくい「不定愁訴」についてお話しします。

 

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