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コラム
11.72019
ラジオ体操の効果
小学生の頃、眠い目をこすりつつ夏休みに町内会のラジオ体操に通ったでしょう。
約80年前に、NHKのラジオ放送で広く普及しました。
誰もが曲と共に、老若男女全ての国民オールインプットでカラダが動き出すほどです。
「ラジオ体操第一」では柔軟性を向上させるストレッチが中心。
「ラジオ体操第二」では筋力を強化するエクササイズとなっています。
ラジオ体操第一・第二ともに各3分ちょっとで、それぞれ13種類もの運動で構成されています。
両方やっても6分半の手軽さで、全身の筋肉をくまなく使い、実によく考えられているのです。
「ラジオ体操第一」
どの年代の方でも、リズムに合わせて体全体の筋肉や関節をバランスよく動かせる構成です。
伸びの動作を行うエクササイズでは筋肉の緊張をほぐし、続けていくと姿勢の改善に役立ちます。
またゆっくりと大きく関節を動かす動作が随所にあるため、普段使わない筋肉までまんべんなく動かすことができ、筋肉の柔軟性を向上させるダイナミックストレッチとして取り組むことも可能!
ひねりを加えたエクササイズでは腹部の引き締め効果も期待大!
「ラジオ体操第二」
第一に比べると、筋力強化がポイントの13種類の運動で構成されています。
腕を使ったダイナミックな動きで、首や肩の凝りにも効果的。
また膝の曲げ伸ばしやジャンプなどのエクササイズでは下肢の筋力が強化され、体を引き締める効果だけではなく、全身の血行を良くし、疲労回復や基礎代謝アップにもつながります。
第一のストレッチでウォーミングUPして第二を行い、また第一で整理体操クールダウンすれば、筋肉痛にはなりにくいでしょう。
もともと朝6:30から放送のラジオ体操は、朝日を浴びて運動でカラダも脳も、眠りから目覚めさせる効果を持って始められましたが、今や、様々なツールで自分に合った時刻に行えますよね。
関連するDVDも発売されていますし、面白いYouTubeもいっぱい!
幼い頃の光景とラジオ体操のBGMが聴こえてきたでしょ・・・。