コラム

右脳タイプ・左脳タイプ、自分の強みはどんなところ?

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外からの情報や刺激に対して、脳のどのような機能を優先的に使うかは人それぞれで異なります。

例えば、会議の席上などでは、人それぞれ行動傾向に違いが現れます。

以下は、オフィス会議でよく見られる思考や行動を傾向化して、左脳と右脳の大別し、それぞれ3タイプ、合計6タイプに分類したものです。

自分がどの行動傾向にあるか、客観視してみましょう。

 

A 左脳タイプの人の行動傾向

A-1 「分析タイプ」

行動傾向・・・

・話すよりも聞き役にまわる

・話を聞く時は、メモを取りながら、なぜ、どうして、と本質や原因を考えながら聞いている

・全体の場で合意がしっかりとれる取り組みが好き

・自分の中で一度整理してから、慎重に行動したい

・確信がもてない状態だと、行動に移せない

他の人から見ると・・・

・落ち着いていて、間違いのない人

・積極性に欠けるように見えることもある

 

A-2 論理タイプ

行動傾向・・・

・自分の考えに自信を持って、主張する

・話を聞くときは、話の矛盾や飛躍が気になる

・将来の理想を描き、そこへ至るプランが明確な取り組みが好き

・自分の考えに合うと、即行動する

・自分が納得しないと、行動に移せない

他の人から見ると・・・

・冷静で、しっかりしている人

・わがままに見えることも

 

A-3 統制タイプ

行動傾向・・・

・仲間の考えや意見を尊重して発言する

・話の結論だけでなく、プロセスも大事にしたい

・仲間が喜ぶ取り組みが好き

・みんなで決めたことを着実に遂行する

・朝令暮改のように、方向が変わると動きにくい

他の人から見ると・・・

・親分肌で、面倒見のよい人

・頑固に見えることも

 

 

B 右脳タイプの人の行動傾向

B-1 インテグレーター(統合)タイプ

行動傾向・・・

・話をする際は、簡潔に、明瞭さや聞きやすさを考慮する

・話を聞くときは、ゴールイメージが気になる

・結果を重視した取り組みが好き

・意思決定が早く、即行動する

・行動に移すのは早いが、大雑把にイメージするので、具体的なプロセスでの抜け・モレが多い

他の人から見ると・・・

・大胆で、実行力のある人

・うっかり者に見えることも

 

B-2 フィーリング(感性)タイプ

行動傾向・・・

・思ったこと、感じたことを素直に表現する

・話を聞くときは、自分に興味のあることだと集中力が増す

・流行を取り入れた取り組みが好き

・周囲に合わせて、行動したい

・その日の気分で、行動にバラつきがでる

他の人から見ると・・・

・ムードメーカー、癒し系な人

・気分屋に見えることも

 

B-3 クリエイター(創造)タイプ

行動傾向・・・

・人が思いつかない新しい考え方や方法を提案したい

・話を聞くときは、頭に映像を描きながら聞く

・他ではやっていない、新しいことをするのが好き

・他の人がやらないことを見つけ、自発的に行動する

・決められたことをするのが苦手

他の人から見ると・・・

・自由で、発想力豊かな人

・あきっぽく見えることも

 

現実の組織の中では、同じタイプ同士でチームを組めることは少ないかもしれませんね。

違うタイプの人が上司や部下、後輩だったりした時、わたしたちはどうすればよいのでしょうか?

あたりまえのことですが、仕事の基本的な手順を外さずに、まずはメンバーがそれぞれどのタイプなのかをあらかじめ見極めておくだけでも、人心を掌握することができるでしょう。

 

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