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コラム
11.82018
30代からのダイエット
「10代20代の頃は、食事を減らせば体重も減ったのに今は効果なし」
「カラダのお肉の付き方が変わった」
アラサー世代、アラフォー世代の多くが実感していることではないでしょうか。
20代までのダイエットは、例えば、呑まない・・・、食べない・・・、頑張って動く・・・等々、がんばってガマンするダイエットが効く年代なのです。
では、30代からのダイエット法はあるのでしょうか?
加齢とともに代謝が落ちるから痩せにくくなる、と言われていますが、これは半分当たっています。
実は20代と30代では代謝に大きな差はありません。
差が出るのは、むしろ、ライフスタイルの変化なのです。
無意識にタクシーの頻度が増えた!
歩く速度が少しゆっくりに!
気が付くと列を並んでエスカレーター待ちしている!
土日にボ~っと過ごすことが多くなった!
呑んでも疲れて二次会には行かなくなった!
30代になると、これらに加えて、組織内の地位も少し上がって、仕事の付き合いや営業的な流れで、帰りも慢性的に遅くなったり、ストレスが増えて、やけ食いしてしまったり・・・。
つまり、代謝そのものより、生活や仕事の環境がダイエットを難しくしていることが実に多いのです。
失礼な言い方になりますが、一般的な中年のライフスタイルになることが、「活動量」を減らしてしまいます。
また、いろいろな精神的なストレスが、過多な食欲増進ホルモンの分泌につながり、それが代謝抑制ホルモンを発することにつながるとも言われます。
つまりは、“脳からのお腹空いたよ!シグナル”と、物理的に代謝が落ちることがダブルパンチとして起こってしまうのです。
30代40代からのダイエットにもっとも効果的なことは、「地道な生活改善」。
決して特効薬がある訳ではないのです。
痩せやすいカラダを保つ生活改善(好ましい生活習慣)とは?
その3大ポイントをご説明しましょう。
ポイント1.お腹を引っ込めて胸を張る姿勢
まずは正しい姿勢をキープしたまま生活しましょう。
すると血行がよくなって、適度な筋肉が付き、一定サイクルで代謝が活発になります。
なるべくお腹を締めて肩甲骨を寄せて1日過ごすと、30-40分エクササイズした効果が得られます。
若く見えます。キレイに見えます。見られている自意識が働きます。
ポイント2.食事の重要性・・・チープなものは口にしない
安くて危ないお粗末な食品に多く使われている粗悪な油や食材は、内臓に負担を掛け、代謝を落とし、余計な脂肪とぜい肉として蓄えられてしまいます。
値段と栄養素が比例するとは言い切れませんが、天然魚介類や有機野菜など栄養豊富な安全な食材は、元気なカラダをキープしてくれます。コンビニ、外食、ファストフードもほどほどにしておきましょう。
ポイント3.ストレスは蓄積するより、放出せよ
20代までなら、溜まったストレスも爆睡や爆買い、爆呑みなどの力技で解決するかもしれません。
でももう少し大人になったら、日頃のストレスを少しでも溜めずに、こまめに開放させるのが大事です。
何でも構いません。あなたに合った“ストレス脱却メソッド”をいくつか持っておきましょう。
そのことを考えていると、あるいは実行していると、楽しくなる!気持ちよくなる!
それが“ストレス脱却メソッド”です。
30代40代からのダイエットに特効薬はありません。
幻想は捨て、事実を受け入れ、自分の体と生活を見直す生活改善をまじめに始めましょう。
明日から、来週から、来月からではなく・・・
今日これからです!