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コラム
4.112019
右脳タイプ・左脳タイプ、自分の強みはどんなところ?
外からの情報や刺激に対して、脳のどのような機能を優先的に使うかは人それぞれで異なります。
例えば、会議の席上などでは、人それぞれ行動傾向に違いが現れます。
以下は、オフィス会議でよく見られる思考や行動を傾向化して、左脳と右脳の大別し、それぞれ3タイプ、合計6タイプに分類したものです。
自分がどの行動傾向にあるか、客観視してみましょう。
A 左脳タイプの人の行動傾向
A-1 「分析タイプ」
行動傾向・・・
・話すよりも聞き役にまわる
・話を聞く時は、メモを取りながら、なぜ、どうして、と本質や原因を考えながら聞いている
・全体の場で合意がしっかりとれる取り組みが好き
・自分の中で一度整理してから、慎重に行動したい
・確信がもてない状態だと、行動に移せない
他の人から見ると・・・
・落ち着いていて、間違いのない人
・積極性に欠けるように見えることもある
A-2 論理タイプ
行動傾向・・・
・自分の考えに自信を持って、主張する
・話を聞くときは、話の矛盾や飛躍が気になる
・将来の理想を描き、そこへ至るプランが明確な取り組みが好き
・自分の考えに合うと、即行動する
・自分が納得しないと、行動に移せない
他の人から見ると・・・
・冷静で、しっかりしている人
・わがままに見えることも
A-3 統制タイプ
行動傾向・・・
・仲間の考えや意見を尊重して発言する
・話の結論だけでなく、プロセスも大事にしたい
・仲間が喜ぶ取り組みが好き
・みんなで決めたことを着実に遂行する
・朝令暮改のように、方向が変わると動きにくい
他の人から見ると・・・
・親分肌で、面倒見のよい人
・頑固に見えることも
B 右脳タイプの人の行動傾向
B-1 インテグレーター(統合)タイプ
行動傾向・・・
・話をする際は、簡潔に、明瞭さや聞きやすさを考慮する
・話を聞くときは、ゴールイメージが気になる
・結果を重視した取り組みが好き
・意思決定が早く、即行動する
・行動に移すのは早いが、大雑把にイメージするので、具体的なプロセスでの抜け・モレが多い
他の人から見ると・・・
・大胆で、実行力のある人
・うっかり者に見えることも
B-2 フィーリング(感性)タイプ
行動傾向・・・
・思ったこと、感じたことを素直に表現する
・話を聞くときは、自分に興味のあることだと集中力が増す
・流行を取り入れた取り組みが好き
・周囲に合わせて、行動したい
・その日の気分で、行動にバラつきがでる
他の人から見ると・・・
・ムードメーカー、癒し系な人
・気分屋に見えることも
B-3 クリエイター(創造)タイプ
行動傾向・・・
・人が思いつかない新しい考え方や方法を提案したい
・話を聞くときは、頭に映像を描きながら聞く
・他ではやっていない、新しいことをするのが好き
・他の人がやらないことを見つけ、自発的に行動する
・決められたことをするのが苦手
他の人から見ると・・・
・自由で、発想力豊かな人
・あきっぽく見えることも
現実の組織の中では、同じタイプ同士でチームを組めることは少ないかもしれませんね。
違うタイプの人が上司や部下、後輩だったりした時、わたしたちはどうすればよいのでしょうか?
あたりまえのことですが、仕事の基本的な手順を外さずに、まずはメンバーがそれぞれどのタイプなのかをあらかじめ見極めておくだけでも、人心を掌握することができるでしょう。