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コラム
2.282019
デトックスのすすめ(2)
前回は、現代社会の中で生きている中で取り入れてしまうの有害物質についてお話ししました。
周囲の毒を体に取り入れ、それが排出よりも多くなり、どんどん体内に有害物質が溜まっていってしまうという残念な事実。
何気ない日常生活でも・・・
大型魚には有機水銀、古い水道管からのニッケル、缶詰や鍋のアルミニウムなど知らずに体内に溜まっています。
これらの有害物質や毒素を解毒・排出し、体が本来持つ力を取り戻して健康な身体を取り戻すのが「デトックス」。
有害物質や毒素が腸などから全身に回り、それが肌荒れや頭痛などにつながります。
デトックスで腸をリセットして働きがよくなると、体内の有害物質や老廃物がどんどん排出されて、慢性的な肩こりや冷え症、むくみなどが改善し、お肌キレイになる方向へ。
デトックスには、いったいどんな方法があるのでしょう?
今日は簡単な方法からお話ししますね。
「デトックス・フード」 いわゆる毒出し食材を積極的に!
・長ねぎ・にら・玉ねぎ・にんにく
これらは硫黄化合物を含み、体内の有害物質を包み込んで吸収させないようにします。
無毒化するミネラル「セレニウム」を多く含む「湧泉玉水(韓国)」という特殊な水もありますが
これらの野菜にもセレニウムを多く含まれています。
・ブロッコリー・カリフラワー・キャベツ・大根(アブラナ科の野菜)
これらは有害物質を無毒化するのを助ける働きを持ちます。
・リンゴ・ごぼう・きのこ類・海藻類など
これらは食物繊維を多く含み、有害物質を体外へ排出するのを促す食材です。
「シャワーデットクス」習慣化しましょう!
・シャワー法で血液やリンパの流れを活性化
カラダの末端から心臓部に向かってシャワーを進め、リンパの流れを促します。
まず、温水のシャワーを鎖骨にあて、老廃物を運ぶ働きをもつリンパの流れを活性化させます。
次に、つま先~ひざ~ふともも~股関節の順でゆっくりとシャワーをあてて、足をマッサージします。
同様に、指先~手首~ひじ~ワキの下の順に。
最後に、おへそを中心に、時計回りにお腹をシャワーします。
「ヒップバス・デトックス」じっくり半身浴で皮脂腺から汗を!
湯温38-40℃度のバスタブに20分間、腰までの半身浴を行います。
カラダが芯から温まって血行がよくなり、新陳代謝が活発になっていきます。
同時に、汗とともに体内の老廃物が一緒に排出される流れができてきます。
また、血行が良くなれば、肝臓に送られる血液量が増え利尿作用が高まったり、水圧によって血管やリンパ管が圧縮され、血液やリンパ液の流れもスムーズになり、むくみが解消したりします。
ひたすら水を飲んで利尿を促す「ウォーターデトックス」!
毒素や老廃物の大半が、尿から排出されるので、尿がスムーズに出る人はそれだけ有害物が多く体外へ排出できるということ。
デトックスウォーターやゼオライトとフルボ酸を含むサプリなども有効ですが利尿を促すためには、夏でも冬でも充分な水分補給が必要です。
ゼオライトとフルボ酸を含むサプリなども併用するとより効果的。
カラダの水分量が少なくなる朝の寝起きと就寝前、スポーツ後や入浴前後には体内水分量を増やして、尿の量も増やして有害物を排出しましょう。
強い意志があれば「ファスティングDE デトックス」!
ファスティング(Fasting)とは「断食」のこと。
水だけで行う断食は、仕事を抱える女性には現実的ではありません。
ニンジンを使ったり、最低限のエネルギーや栄養素を取り込んだり、あるいは酵素などを利用したファスティングなど、さまざまです。
どうしても体内に重金属など有害物質が溜まっていってしまう現代社会に生きる私たちには「デトックス」は必須と言えましょう。
但し、その手法に関して述べれば、何を続けるかではなく“排出する”ことを意識する生活が何より大切なのではないでしょうか。
そして、デトックスはひとつの手法をかたくなに続けずとも、自分に合ったやり方を楽しんで取り入れながら、毎日の生活を楽しむ意識を持ちましょう。