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コラム
6.62019
オフィス熱中症に注意!

2019年5月、つい先日ですが、沖縄で28℃なのに北海道で38℃を超えという異例の猛暑にみまわれました。
私は室内に居たから大丈夫?
いえいえ、夏のオフィスでも要注意なのです。
室内で起きる熱中症とかくれ脱水対策についてお話ししましょう。
GW頃の紫外線対策が必要不可欠なことは周知されていると思いますが、侮るなかれ!夏本番前の熱中症や脱水症状の対策も重要です。
「熱中症は外で発症するもの」という印象がある方も多いかもしれませんが、実は室内で発生することも少なくありません。
室内での熱中症はどのような時に起こってしまうと思いますか?
熱中症になりやすいのはどんな環境下だと思いますか?
室内でも、窓ガラスに近いところに座っている場合は、室温が高くなりがちなため注意が必要です。
中でも直射日光が当たる場所では、できるだけ長時間作業しないようにしましょう。
また室内のパソコンやプリンターも熱を持っており、それが室温を高めてしまいがちです。
オフィス内はこれらの要因から熱がこもりやすい環境なので、室内で脱水症状になってしまう、“オフィス熱中症”を発症してしまう方も少なくありません。
クールビズを実施し、オフィスの温度が調節されていても、室内環境が悪いと熱中症は発生してしまいます。
こういったオフィス内の熱中症やかくれ脱水を防ぐためにはどのような対策が必要なのでしょうか。
直射日光を避け、風の通りを確保する
直射日光が熱中症の発症リスクを高めてしまうため、ブラインドをできるだけ下ろしておくだけでも効果はあります。
また、エアコンとは別に、実は扇風機などを動かして風の通りを確保することが以外に効果的!
できれば風に直接当たらない配置や自然なリズム風の設定も快適にデスクワークできる環境づくりに欠かせません。
水分補給のほかに、塩分の摂取も意識する
熱中症対策として真っ先にイメージできるものが「水分補給」ですね。
確かに水分を摂取することは大切ですが、水分を補給する効率を高めるためには「塩分」が必要になります。
スポーツ飲料のような、ある程度塩分も含まれているものを選ぶことで、水分補給を効率よく行うことができます。
但し、逆に意識過剰で塩分摂り過ぎにも、ご注意くださいね。
日頃から睡眠を十分に取っておく
睡眠不足が続くと体力が低下してしまい、熱中症を引き起こしやすくなります。
なかなか寝付けないときは保冷剤などを使って首元を冷やすと効果的です。
睡眠時間を確保するとともに、睡眠の質を高めておき、体力低下を起こさないような生活を日頃から心がけましょう。
睡眠は、何かにつけて健康維持には必須課題ですね。
室内の熱中症は気付きにくいため要注意です。
直射日光が当たっていたり、風の通りが不十分だったりするオフィスでは、たとえ冷房が効いていたとしても熱中症が起きることがあり得ます。
働く女性にとって、夏はエアコンの冷えに悩まされる季節でもあります。
暑い夏に備えて、オフィスの環境を見直し、できる限りの熱中症対策をしていきましょう。