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コラム
12.272018
髪を美しく保つ秘訣とは
忙しく働く女性にとって白髪や抜け毛、ダメージヘア悩みは尽きません。
頭皮も肌のひとつ。お肌のケアと同じように丁寧なメンテナンスが実は必要なのです。
紫外線、パーマ、カラーリングによる頭皮ダメージ、食生活や栄養素の不足、目に見えないストレス、睡眠不足、肩こりなどによる血行不良など・・・。
何気ない日々の生活で、健やかな髪の毛を作る細胞の働きを鈍化させてしまう要素がいっぱい!
今日は、やってはいけない「髪ダメ注意報」をいくつか警告します。
髪ダメ➀:「ゴシゴシと髪を洗うな!」
爪を立てたり、強く頭皮を擦ったりすれば、ダメージを与え、さまざまなトラブルの原因になります。
皮脂を落とし過ぎ、角質を傷つけてしまい、乾燥やシワ、たるみの原因にもなります。
指の腹で優しく頭皮をマッサージするように洗うことがベターです。
髪ダメ➁:「朝シャンはするな!」
なつかしい響きの“朝シャン”・・・
およそ日本人の1/3は朝シャン派(朝夜の洗髪も含む)だそうです。
実は、朝のシャンプーは頭皮を守るべき皮脂を洗い流してしまい、保護膜が形成されないまま外出することで直接紫外線に当たり、頭皮細胞にダメージを与えてしまいます。
髪は寝ている間に生えたり成長したりするので、夜のシャンプーで頭皮の血流を良くし、毛穴の汚れを取り除いて睡眠に入ることが理にかなった生活習慣なのです。
髪ダメ③:「ノンシリコンシャンプーを絶対視するな!」
頭皮に負担を掛けずに汚れを落とすシャンプー選びがベスト。
皮脂ケアには、椿オイルやホホバオイルといった天然のオイルやクレイ(泥)、角質ケアにはサルチル酸や酵素など、皮膚常在菌のケアにはグリチルリチン酸など抗炎症作用があるものもおすすめです。
シリコンは髪をコーティングし、指通りを良くすることに加え、摩擦・絡まり・静電気を減らす役目。
ダメージヘアの場合、ノンシリコンシャンプーはかえって髪のダメージ回復に時間をかけてしまう可能性もあるのです。
髪ダメ④:「白髪を抜くな!」
白髪に限らず、髪を抜くことそのものが、頭皮に大きな負担を掛けてしまいます。
「白髪を抜くと、白髪が増える?」それは迷信だと思いますが、抜こうとして髪を無理矢理引っ張ると、頭皮そのものを傷つけ、髪が毛穴に埋没して生えてこなくなることがあるそうです。
また、白髪を気にしてカラーリングをすれば、さらに頭皮にダメージを与えてしまいます。
少量の白髪はマスカラタイプの白髪染めを利用しましょう。
髪ダメ➄:「UVケアを気にしない!」
頭皮は、顔の2倍以上も紫外線を浴びています。
肌は気にして頭皮は気にしない?
ダメダメ!帽子や日傘で髪へのUVケアを意識しましょう。
とくに髪の分け目は紫外線ダメージをもっとも受けやすい場所。
定期的に分け目を変えることも・・・。
紫外線を浴びてしまったら、頭皮も美容液でケアすべきです。
頭皮ケアと同時に、少しずつ生活習慣も変えていきたいところ。だが、仕事が忙しいと規則正しい生活を送るのはなかなか難しい……。
たっぷりな睡眠、適度な運動、栄養バランスの取れた規則的な食生活。
これら生活習慣も髪には大切です。特に積極的に摂取さいたいのは大豆。
女性ホルモンを活性化させるイソフラボンを多く含み、タンパク質が髪の毛の主成分になります。
髪を黒くする成分が含まれたワカメや昆布などの海藻類もとても有効。
髪には何気ない毎日の積み重ねが大切なようです。