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コラム
12.62018
美容に効果的な「サウナ」と「岩盤浴」の違い
どちらも汗をかいてデトックス効果を引き出すことで知られている「サウナ」と「岩盤浴」。
その違いを知って使い分けていますか?
サウナの特徴
サウナの発祥は、北欧のフィンランド。フィンランドの選手がオリンピック選手村にサウナを持ち込んだことで世界中に広まったようです。
サウナには大きく分けて“乾式サウナ”と“湿式サウナ”の2種類があります。
乾式サウナはその名の通り、室内が乾燥している状態で、室温が約80~100度に保たれているのが一般的です。
急激に暑い空間に身を置くので、血管が拡張し、外に熱を逃がそうと皮膚の表面から発汗します。
そうすることで、汗と一緒に体に溜まった老廃物も排出できるのです。
また、皮脂腺に詰まった古い汚れや、角質を柔らかくして落としてくれるので美肌効果も高いと言えます。
さらに、血管が拡張されるので、女性に多い冷え性にも効果的です。
サウナで汗をかくと、汗とともに老廃物や汚れを排出します。デトックス効果ですね。
また、上昇した体温を調節しようと、自律神経のバランスが整い、心身ともにリフレッシュします。
さらに、水風呂と交互に入ることで血管が刺激され、より一層効果的です。
適度な高温は、疲労を体が感じて安眠へと誘ってくれます。
ストレスや疲れが溜まっているとき、不眠がちな人、むくみや肌荒れが気になる方におすすめです。
岩盤浴の特徴
岩盤浴とは、温めた天然石や岩石の上で休憩をはさんだり体勢を変えたりしながら、多くは着衣で60分以上横になる入浴方法のことです。
乾式サウナに比べて、ゆっくりと体を温めていきます。
約40~50℃に熱せられた平らな岩盤にタオルなどを敷いて横になるのでリラックスすることができます。
代謝がよくなることで、肌のターンオーバーと言われる肌細胞の生まれ変わりが正常に働きますので、生まれたてのような肌も目指すことができますよ。
岩盤浴はこんな人におススメ
岩盤の上に寝ているだけで新陳代謝が上がり、マイナスイオンの働きで体の内部から温められるのです。
マイナスイオンが体内に入り代謝を促進します。
内蔵機能も活発にするので、便秘などにも効果的!
岩盤浴を継続することで自律神経の調子が整い、不眠症や冷え性、神経痛の改善も期待できます。
体の内側を温めるので、筋肉のコリをほぐして血流もよくなるので、肩こり痛の女性にはおすすめです。
サウナと岩盤浴の違いと共通点
サウナは、表面の体温が上がって発汗するのに対して、岩盤浴は体の内側から温められて汗が出ます。
これは、石から出る遠赤外線やマイナスイオンが体内に入り、内部からゆっくり温めるため。
乾式サウナに入った直後に出る汗はベトベトしている汗が多く、岩盤浴ではマイナスイオンの働きにより、汗を超微粒子化する作用があるためサラサラの汗が出ます。
サウナも岩盤浴も大量に汗をかくので、きちんと水分補給をしないと脱水症状や熱中症を引き起こすので要注意です。
サウナや岩盤浴で一時的に体重が減っても、これはからだに必要な水分が発汗で奪われたということ。
発汗で失った水分は必ず補給しましょう。
効果を高めるためには、まず、入浴する前に水分をしっかりとっておくこと。
そして、熱中症対策と同じように、喉が乾いたと感じる前にこまめに水分補給しましょう。
サウナと岩盤浴、目的や体調に合わせて正しく取り入れれば、体も心もリラックス&リフレッシュ!